股関節の臼蓋形成不全から変形性股関節症になり、寛骨臼回転骨切り術という手術を受けました。
自分の骨を使って股関節を再建する手術です。
両足ともこの手術をしたのですが、
最初は30代の時に左股関節。
40代になってから右股関節の手術をしました。
最近は、大病と言われる病気でも短期入院で済む事が多くなっています。
でもこの股関節の骨切り手術は、入院期間も社会復帰までの期間も長く、
肉体的にも金銭的にも大きな負担となります。
手術をする前に医師から言われたのは、
入院期間は1〜2ヶ月。
社会復帰は、手術をしてから
4カ月後以降という事でした。
社会復帰出来るようになるまでの期間が長いので、
体力や費用の問題などは避けて通れません。
以前このブログに書いていますが、
【高額療養費】や【限度額適用認定証】
【医療費控除】
など、利用できるものは何でも
利用しました。
【傷病手当金】もそのひとつです。
【傷病手当金】とは、会社員や公務員として
働いている人が病気や怪我で働けなくなった時に、
給与日額の2/3を支給してもらえる制度です。
私は社会保険なので、協会けんぽから頂きました。
この制度は本当に助かりました。
短い入院の場合なら有休を使う事もできますが、
こんなに長い入院だと有休では全く足りません。
ただ、注意しないといけないのは、すべての期間に
傷病手当金が出るわけではないという事です。
私の場合は基本的に傷病手当金を利用し、
必要な期間分だけは有休を使いました。
《傷病手当金のおおまかなポイント》
①給与の支給がない場合に、
給与日額の2/3が支給される
②給与が支給されているが、減額になっている場合
減額後の給与が傷病手当金の額より少ない時に、
傷病手当金の額に満たない部分が支給される
③連続して欠勤した場合に4日目から支給される
(※最初の3日分は支給されないので、
この3日分は有休を使います)
④1年6ヶ月までの期間、支給可能
私は自分が社会保険事務担当者だったので、
仕事復帰してから自分で自分の傷病手当金を
まとめて申請しました。
通常は事務の方に申請して頂けると思いますので、
1ヶ月ごとに申請するのが一般的なようです。
1ヵ月ごとに傷病手当金がもらえると、助かると思います。
申請した月の翌月ごろに、指定した口座に
振り込まれました。
思ったより早く頂けたので驚きました。
所得がない期間を保障してくれる制度なので、
事務処理なども急いでくださっているかもしれません。
とてもありがたくて助かりました。
入院が決まった場合は、早めに事務の方に
相談しておくと【限度額適用認定証】の申請なども
あるので後が楽だと思います。
もし、病気の為に退職を考えている場合は、
先に退職してしまうと基本的に傷病手当金は
貰えません。
(条件を満たせば貰える事もありますが)
私の知人には、病気で退職をするの前に
事務や社会保険労務士に相談される事を
おすすめしています。
さて、気になる支給額についてですが
このようになります。
《支給日額(1日に支給される傷病手当金の額)》
直近1年間の標準報酬月額の平均値×1/30×2/3
=支給日額
例)平均標準報酬月額が26万円の場合
260,000円÷30=8,670円
(10円未満は四捨五入)
8,670円×2/3=5,780円
支給日額5,780円になります。
公務員の共済組合に加入の場合は、
計算方法が少し異なります。
私の知っている共済組合では、
標準報酬月額の平均値を30ではなく
22で割るので、同じ260,000円の
標準報酬月額でも、
支給日額は約7,880円になります。
詳しくは加入している共済組合へ。
それから補足ですが、休職期間が長くなると
翌年の有休が貰えなくなる場合があります。
企業ごとに独自の有給休暇制度を設定されて
いる場合もあるので一概には言えませんが、
私の場合は、年間の出勤日数の80%以上の
出勤率で、翌年の有休が貰える事になって
いました。
つまり、80%以下だと、
翌年の有休はもらえません。
そこで、出勤率が80%を切らないように、
有休と傷病手当金の期間の調整をしました。
傷病手当金の期間は欠勤扱いですが、
有休を使った日は出勤扱いになるので、
出勤率が80%以上になるように
有休を使って補いました。
この【傷病手当金】という制度のおかげで、
手術の不安を減らす事が出来ました。
本当に有難い制度でした。
【傷病手当金】【高額療養費】
【限度額適用認定証】など、お金の面で
助かる制度が他にもいろいろあります。
でも自分で全部調べる結構面倒なので、
日頃から事務の方と仲良くしておくのも、
いいかもしれません。