骨切り手術の傷と、抜釘手術の傷は

変形性股関節症で骨切り手術(寛骨臼回転骨切り術)をしましたが、その傷について聞かれる事が多いので書いておきたいと思います。
まず傷の大きさについて。
寛骨臼回転骨切り術の傷の長さは28センチでした。かなり大きな傷になります。
股関節を囲む様に、U型に切られていました。
その後にボルトを抜く抜釘(ばってい)手術をしましたが、その傷は12〜13センチ程でした。
最初の手術の半分くらいの傷です。
よく他の患者さんに「抜釘手術ではどこを切るの?二本線になるの?」と聞かれます。
私も最初はそうなのかと思っていました。
でも実際に抜釘手術を受けてみると、1回目の骨切り手術の傷に沿って、同じラインをもう1回切ってありました。
なので、傷は二重線になりません!
見かけは、ほぼ1本の線のままでした。
これは本当に嬉しい驚きでした。
温泉に入ったら目立つだろうなと思っていたので、傷が1本で済んだ事で、気持ちがずいぶん軽くなりました。
面白い質問では、「2回切るなら、バツ印になる?」と聞かれた患者さんもいました…。
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次は傷あとについて。 
半年前に受けた抜釘手術の傷あとは、まだ赤くミミズ腫れになっています。
でも、1年半前に受けた骨切り手術で切った部分は、赤みが減って白い線になりかけている所もあり、少しずつ治っているのを実感しています。
このミミズ腫れには個人差があるようで、ミミズ腫れになりにくい方もいらっしゃるようです。
それから、15年前に受けた左股関節の骨切り手術の傷について。
左股関節も骨切り手術と抜釘手術を受けましたが、傷はすっかり良くなって、1本の白い線になりました。
シワのように凹んでいますが、赤みや黒ずみが無いので、自分では満足しています。
あれだけの手術をしたのだから、酷い傷あとが残るのは覚悟していました。
これは嬉しい嬉しい誤算でした。
最後に人工関節の傷あとについて。
同じ変形性股関節症の手術をした方で、人工関節の患者さんの傷あとを見せて頂く機会が何回もありました。
整形外科には合計4回入院しましたが、いつも思うのが、「傷を見せたがる方が多い!」と言う事です。
何故か皆さん、お願いしていないのに、傷を見せて下さいます。
これだけの困難を乗り切ったぞ!という勲章のような感覚でしょうか。
そして、傷を見せ合うとなんだか仲良くなります。手術という戦いを共に乗り越えた、同志のような感覚です。
話がそれてしまいましたが、人工関節の方々は真っ直ぐなラインで12~13センチの傷でした。
私の抜釘の傷あとよりも、さらに目立ちにくく、こんなに小さな傷で人工関節の手術ができるのかと驚きました。
傷あとの変化については、また書きたいと思います。