私がヨガを始めたのは15年前、左変形性股関節症の手術をした後に、リハビリの為です。
骨切り手術(寛骨臼回転骨切り術)が終わり、その8か月後に抜釘(ばってい)手術をしてボルトを抜きました。
リハビリでかなり歩けるようになっていましたが、なかなか跛行(はこう)が治らず、正常な歩行はできませんでした。
やじろべえの様に体を左右に振って歩くので、見かけも気になりますし、体のバランスが悪くて全身はいつも凝っていました。
良い事はなんでも試してみたかったので、主治医の勧めでプールでの歩行訓練をしました。
プールでは股関節の負荷が軽くなるので、真っ直ぐに歩く事が出来ます。
この、左右に揺れる事なく真っ直ぐに歩けるという感覚は、跛行(はこう)の残る体にはとても新鮮でした。
この新鮮な感覚が嬉しくて、プールでの歩行訓練は真面目に通いました。
プールで歩行能力はかなり回復する事が出来ましたが、やはり跛行(はこう)はまだ残っていました。
ちょうどそんな時にヨガを教えて頂くチャンスがありました。
無理の無い範囲で少し教えて頂くと、関節周辺が軽くなり、凝りが減って体がとても楽に感じました。
それからは少しずつ、無理をしない程度のヨガを続けました。
インストラクターに事情を話して、出来る範囲で行います。
特に股関節を使うポーズでは、私だけは負荷の少ないやり方で行いました。
ヨガを続けて1年もすると、ほとんどのポーズを他の方々と同じように出来るようになっていました。
傷が回復した事もあると思いますが、跛行(はこう)はほとんど無くなり、凝りも減って体が軽く感じました。
ヨガで体幹が鍛えられたせいか、靴を履く動作や段差など、ストレスなく動けるようになっていました。
また、呼吸法をすると精神も安定して、臼蓋形成不全から変形性股関節症、そして手術と、つらい体験をした強いストレスも、気が付くとあまり感じなくなっていました。
ヨガの可能性を強く感じた事と、ヨガのなんとも言えない気持ち良さで、その後インストラクターの免許まで取得して、インドに勉強に行きました。
その事はまた次回書きたいと思います。