退院後の生活を乗り切る【トイレ編】

変形性股関節症の骨切り手術をして、退院後の生活で困る事の一つがトイレです。
健康な時はトイレについて深く考えた事なんてありませんでしたが、骨切り手術後のトイレは悩み多きものとなります。
「トイレなんて痛くて行きたくない!」
手術後は、ほとんどの方がそう思ったはずです。
とにかく痛い!
咳ばらいをするのでさえ傷にひびいて痛い状態なのに、手術した脚を床につけないで用を足すという作業をしなくてなりません。
手術直後は、手術した側の脚に荷重をかけないように、床につけてはならないという指示が出ます。
ですが、動かない脚をどう持ち上げて床につけないようにするか…もはや曲芸です
「いやいや無理ですよ~」と言うと、
「ケンケンとかできませんか?」と言われて、凍りつきました…
咳ばらいでさえ傷にひびいて痛いのに、ケンケンの振動は激痛です。
その後、少しずつ脚にかける荷重を増やす許可が出ていき、脚を床につけられる様になっていくのですが、最初のうちは荷重ゼロなので、本当に苦労しました。
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そして退院後。
100%の荷重がOKになってから退院するので、一応自由にトイレにはいけるのですが、便座から立ち上がるのに苦労しました
自宅のトイレには手すりがなかったからです。
入院中はどのトイレにも手すりがあったので、それにつかまって立ち上がる事が出来たのですが、自宅には手すりが無い事を考えていませんでした。
仕方がないので、便座の端のわずかなスペースに両親指を置き、それを思いっきり押しながらなんとか立ち上がっていました。
その後、少しでもトイレの立ち上がりが楽になるように、玄関用の手すり付きの椅子をトイレに置いておくようにしました。
この椅子はとても便利で、便座から自力で立ち上がれるようになるまで、かなり長い期間活躍しました。
手すり付きの椅子は、玄関でお年寄りが靴を履くときに等に使うものとして売られていたのですが、私にとってはトイレの救世主となりました。